パン職人になる方法
パン職人となるための一般的なパターンとしては、先ず、大学や短大の栄養・調理系の専門コースに進学するか、製パン科のある調理系の専門学校に通って、パン作りに関する基本的な知識と技術を修得することです。
そして、その後はパン屋に就職して、パン職人としての技術を磨いていくことになります。これはあくまでも一般的なパターンであり、パン職人になるためには必ずしも学校に行く必要はありません。
直接、街のパンやなどに弟子入りして、そこで修行を積むという方法もあるわけです。パン職人になるためには、特にその資格が必要という訳ではありませんが、厚生労働省が認定しているパン製造技能士の国家資格を取得すれば、なお良いと思われます。
このパン製造技能士の資格を取得しておけば、自分にパン職人としての技術があることを公的に証明することができますから、勤務先や顧客の信頼度を上げるためには非常に役立つと考えられます。
また、将来的には自分の店を構えたいと考えている場合は、大手のパン製造会社に就職するよりも街のパン屋さんで４～５年ほど修行をしたほうが良いと思われます。
この場合、大きな店よりも小さな店の方が良いです。その方が、パン生地の材料の配合から、仕込みや発酵、仕上げ、製品のチェックに至るまで、パン作りの全工程を実践的に学ぶことが出来るからです。